こころの病気を知ろう|うつ病の原因は脳にあったのです|ココロのヘルプを察知

うつ病の原因は脳にあったのです|ココロのヘルプを察知

3人のナース

こころの病気を知ろう

男性ドクター

なぜ関心が集まるのか

現代社会は若い方もご高齢の方も、様々なストレスを抱えて生活していることが多い社会です。ストレスの原因は若い方なら、学校の定期テストや受験勉強、就職活動など、ご高齢の方なら配偶者の介護や自身の健康問題などがあります。ストレスは、一定量あることで集中力が増したりと生活に張りを与える要素になる一方で、過剰な場合はうつ病などの疾患につながる危険性のあるものです。一部の企業ではこのような現状に対して精神科病院と協力してメンタルヘルスへの取り組みを行っているところもあります。また近年、新型うつ病という今までとは違った定義のうつ病が関心を集めています。このような現状の中でうつ病の患者数は年々増加し、対応が必要になっています。医療としてこのような現状を受け、近年、精神科の医師が増加しています。これは今後、精神科領域で増加が予測されるうつ病と認知症に対応するためには好ましいことです。うつ病については都会を中心に、うつ病専門のクリニックの数が増加しているため、受診しやすい環境になっています。うつ病は、なぜ発症するか厳密には分かっていません。しかし、治療が可能な病気です。症状が悪化するまえに精神科クリニックなどを受診することで悪化を防ぎ、予後を改善できます。

こんな治療をします

うつ病の症状としては、意欲低下や周囲への関心の低下、感情失禁、希死念慮など様々です。疾患の発症の原因はストレスがほとんどと考えられていますが、患者が生活してきた生活環境や遺伝も関与していて、はっきりとこれが原因といえないのが現状です。うつ病は脳の神経伝達物質に関与する疾患です。そのため神経伝達物質の状態を正常にすることで、薬物的な治療としています。具体的には抗うつ薬や抗精神病薬を使用します。これらの薬は意欲を改善したり、感情を安定させたりといった作用があります。以前は便秘などの副作用が深刻な時代もありましたが、近年は薬が非常に改善されているため、副作用は減少しています。副作用が出た場合は、それを緩和する薬を内服することで対応が可能になっています。薬による治療以外では、認知行動療法という治療法があります。これは、ストレスを原因と考えたときに行われる治療方法で、ストレスへの考え方を修正する治療方法です。具体的には精神科の医師などと会話をする中で、自分の物事の捉え方の偏りを把握する治療方法です。この治療により、ストレスが減少するのではなくて、ストレスを受け取る患者自身の考え方が変わります。この結果ストレスへの耐性が上がるのです。